ふくい森の子自然学校 修了式


2007年度サポーター修了式 

2008年3月9日(日)

      ・送辞     
      ・答辞

<送辞>


<答辞>


 まだまだ解けきらない上味見の雪の中からも、春の足音が聞こえ始めた今日の修了式。暖かい日差しの中、この節目の日を迎えることができ、ポカポカと心も暖かくなります。苦楽を共にしてきた仲間が修了していくこの日に、自分が修了生でいるという実感は今でもわいてきませんが、こうして毎年修了式を迎えることができて、こんなにたくさんの信頼できる仲間と出会えたことが実感できて、本当に毎年幸せだなと感じます。

 思えば、私が初めて活動に参加したのは、もう4年前にもなります。2004年の夏、そうだ!子どもと遊ぼう!と突然思い立ち、そこにあった大学の掲示板で共学センターのチラシを見つけたのが始まりでした。

 最初に入った組では子どもと同じくらい、前の夜も眠れないほど緊張しながら参加したものの、何をしていいか分からず、次に何をするのかも知らされず、右往左往する中で、数えきれないほどの失敗や、迷惑をかけてしまって、かなり居づらくなって、胃がキリキリと痛んだ時もありました。でもそんな私でも暖かく、そして大胆に手助けをしてくれたのは子ども達でした。落ち込んでいようが、胃に穴が開いていようが、知ったこっちゃなしでハイテンションをぶつけてくる子ども達。でもそんな元気で明るい子ども達だからこそ、自分も元気でいたいと思えたし、子どもを大切に見ていきたいと思えるようになりました。そうなると活動もドンドンドンドンと楽しくなっていき、別れの時にはみんなが家族になれたようで、みんなが宝物に思えて、こんな素晴らしい活動はないと思うことができました。

 その組で一緒だった子ども達、サポーターさん、スタッフの方は、今でも鮮明に思い出せます。みんながいたから、みんながみんなだったから、最高の思い出を残すことができたよ。そしていくつもの活動で共に汗を流し、共に歩んだ数え切れないほどの仲間達。みんながいたから、みんながみんなだったから、ここまで続けることができたよ。みんなみんな、ありがとう。もっともっと、ありがとう。

 みなさんにも、大切にしたいと思える人はいるでしょう。この中にもたくさんいると思います。今日初めて会った人がいたとしても、もう互いに知り合い、同じ方を向いています。私は、知り合ったからには誰でも、これからの人生で幸せになって欲しいと願い、大切にしていきたいと思います。今までに出会ったみんなと、今日ここにいるみんなをいつの日も心に留め、また一歩ずつ前に進んでいきます。

 今、私は修了生という形ですが、これからは共学センターの職員として活動していくことになります。小学校教員生活との様々な迷いや混乱があった中で苦渋の決断でしたが、ある一本の道を選択したからには突き進もうと決心しました。職員として立場は今までと変わってしまいますが、今まで通り自分らしく活動していきたいと思います。

 話しは変わって、私がよく言っていることなのですが、私の好きな考えの一つに《「美」という漢字は「羊」という漢字と、「大きい」という漢字の組み合わせでできている。》というものがあります。これは何を意味するのか。それは、大きい羊を見た時の「おぉ!」や、「わぁぁ!」という驚きを表しているのではないでしょうか。驚きが美という字になる。つまり、美というものは美しいや綺麗といったものに限らず、汚いや上手や下手、醜いなど、驚くというところまで達した感情に対して、人は平等に驚き、その全てが美、美しいものだというのです。

 今まで磨き続けた自分の最大の武器である芸術の分野を最大限に活かし、美しいといえる活動、様々な感情や驚きを引き出せるように、みんなにとってこの場所が幸せになれる出発点であれるように、私自身さらに洗心していきたいです。

 最後に一言、ずうっとずっとありがとう。これからも、ずうっとずっと大好きやで。

                      2008年3月9日

                 2007年度修了生 代表
                   川原 優一(かわちゃん)