 |
| ふくい森の子自然学校 |
2006年度地域デザインプロジェクト発表会
|
|
| ●地域デザイン提案(発表者;かわちゃん) |
上味見地区は少子高齢化、過疎化が進んでいる。そんななかで共学センターは地域にとって大きい存在になてきた。自身、2004年夏キャンプよりサポーターとして参加、2005年夏キャンプで子ども達の意見から、ひみつきち作りを行って好評だった。本格的なものを作ろうとツリーハウス構想を進め模型を作った。実現しようということになり、2006年5月から6月にかけて1泊2日3回シリーズでツリーハウス作りを行った。地域の方々との協力もいただいた。ツリーハウスには、子ども800人、大人も含めると1000人以上が集まり、遊ぶ場になった。地域の人たちにも知っていただこうと、ツリーハウス鍋会をやったが、今年5月に森の演奏会を行う計画が進んでいる。地域の人との交流の拠点、あたたかい場所になっている。
上味見の6地域に活動拠点・サテライトを作る地域デザインを提案したい。地域の歴史を今に生かす。各集落に火葬場があるが、誰かが亡くなると集まって見送る。
6つのサテライト+ツリーハウスの配置図を作成した。上味見全体で活動していく。上味見で生きるという感覚を養う。
@西市布地区
国道を走っているといつのまにか集落がでてくる。上味見の入り口となる目印がはっきりするといい。道の曲がり角の空き地に無人販売を置く。
A小当見地区
金山があったところで、宝物を探す場所。火葬場もあるので、命を感じる場所にするといい。死の感覚、命を感じれる場。都会では感じにくい。集会場と火葬場を併設する。
B中手地区
ゲートボール場や集会所を充実させて、子どもとの交流の場にできたらいい。
C南野津又地区
舞台を設置する。親水空間をつくる。登山の拠点にもなる。
D神当部地区
手作り感があるベンチ、テラスを配置してクラフトパークを提案する。作って飾って遊ぶ場所になる。
E河内地区
聖徳寺、じじくれ祭など文化と歴史がある。道のデザイン、今ある道に矢印などをおいて導線をはっきりさせて、歴史的文化財をつないで活性化をしていく。
@コメンテーター(林幸男・元上味見小学校校長)
上味見は人もいい。地域全体でやっている。誰も考えた事のない新しい考え方だ。実現させてほしい。
@コメンテーター(ぽんちゃん)
よく調べている。6つの地域のよさをよく踏まえている。新しい提案だけど、今までを踏まえている。実現できそう。上味見のよさを見直すきっかけになる。仲間の活動を地域の一部だけではなく、皆に知って欲しい。新聞などで集落の人にももっと周知してほしい。
@ゆみこ
5月3日にツリーハウス周辺で森の演奏会を行う。子ども、大人、地域の方々が集まるといい。コカリナを演奏したり、妖精のイメージの衣装をつける。
|
| ●川のゴミ問題(発表者;タコ) |
河川のゴミ問題を映像でまず知ってもらう。啓発につなげる。 桂川は京都の川で、淀川の支流のひとつ。保津川下りでも有名な亀岡市周辺を流れている川で、観光名所。河川のゴミがいっぱいで、地域の方々が仕事の合間にゴミ拾いするがいっぱい過ぎる。誰がこの現状をどの位知っているのか。誰に伝えていくのか。大人ではなく小学生に伝えていこうと、小学生向けの映像作品を作った。そこから親、一般の人へと拡がっていくようにしていく。
河川レンジャーの方2人に話を聞いた。河川レンジャーは国認可で、美化活動、生態系調査などをしている。ゴミの現状、どう取り組んでいるのかを聞いた。 ゴミは、ペットボトル・空き缶などレジャーゴミと、キャタピラなど業者による不法投棄が目立つ。川幅が狭いので雨が降ると川があふれ、上流から流れてきたゴミが手の届かないところに残る。 まずは地元からはじめる→理解してもらう→流域で団体を作る(ここでやっているだけではよくならない)→団体同士をつなげていく、ことを提案している。
@コメンテーター(林先生)
上味見でもゴミ問題がある。 福井の三国では、福井豪雨で足羽川などからのゴミが流れた。海鳥はペットボトルなどを飲んでしまう。上流・下流を問わず考えていかなければならない全体的な問題。上流・中流も含めて地域全体が力を合わせて取り組む問題。
|
|
●上味見の地域行事・地域活性化(発表者;ぽんちゃん) |
伊自良祭は今年で8回目を迎える。豪族伊自良氏の発掘作業が進んで色々なものが発掘されて伊自良の里資料館が出来た。記念行事をしようということになったが、食べたり飲んだりだけでは面白くないと、歴史の祭をしようということになった。寸劇は脚本を梅田先生が書いて、祭りを通して主催者も参加者も地域の歴史と伊自良氏を勉強し一緒に楽しもう!! とスタートした。
普段、地域の人たちが集まると200人位だが、800人位が集まる祭となった。地域以外の人が見に来てくれる。以前辻さんが参加した時は流鏑馬だった。ぽんちゃん手製の張りぼての馬を7体作り、弓で的を打つ。面白く笑いの後、厳粛な雰囲気で、遊びと真面目を合体させたもの。好評だった。4月の愛郷会の花見会で、主役を決める。昨年はモンゴルから来たハスゴアが姫役になった。
今年は継体天皇即位1500年なので、テーマは天皇の結婚式をやる。4月14日(日)の花見会でオーディションを行い、殿と姫を決めます。応募者を募っています。ぜひご参加ください。
今年の伊自良祭は、6月10日(日)で目玉は乗馬体験。地元の方々が露店を出すこと。新しいアイディアも取り入れていきたいと思っている。
|
| ●過疎地の地域活性化(発表者;たか) |
|
大学の卒業論文でNPOと上味見地域の関係の変化を歴史・文化・現在の社会情勢・生涯学習などの面から多角的にアプローチし、現状の分析をし、可能であれば今後の可能性としてどんなことが考えられるのかを地域に還元したいという立場から、概要をレポートした。
地域の良さを伝えるための方法としてどんなことが他にあるのかも含めて、ご意見、アドバイスをお願いしたい。
@コメンテーター(ぽんちゃん)
上味見の人情に触れるとよい。夜のお酒を通して交流。アンケートだけでは一方的になる可能性ある。交流して人情に触れていく。どうしたらできるのか考える。交流の仕方がいろいろあるのではないか。楽しみながらイベントに参加して、ここのよさ、裏も表も知っていって欲しい。
@コメンテーター(林先生)
地域の良さをみつけること。上味見には歴史がある。河内地区の赤かぶら、神当部地区、八幡神社の仏像など沢山ある。他のどこにもない良さをみつけて交流することが大事。
@かわちゃん
自分とは違うアプローチで面白い。自分と違う方向の見方で見ると、新しいものが出てくるでは。上味見は作品のよう。良さをただ伝えるのではなく、五感を使って伝えていくことが大事ではないか。
|
| ●地域文化(発表者;おもち) |
わらべうた、みんわ、伝承遊びに関心があり、何度か上味見に来て、林先生にお話を伺い、いろいろと教授いただいた。その中で、みんわに焦点をあてたい。 民話(みんわ)と聞いてどのようなイメージがあるか。(昔話、日本昔話、言い伝え・伝承、、、) これ!といった形はない。括るとしたら、口伝えで伝わってきたもの(人から人へ伝わってきたもの)。世間話、井戸端会議。神話も民話のひとつ。言い伝えの文学ととらえると、ことわざ、なぞなぞも含まれる。民話には、はっきりとした定義はない。
なぜ勉強したか。学生時代、民俗学者の柳田國男著「遠野物語」に出会った。民話で地域活性を果たした方。語り部を育てていった。上味見も文化が残る。出来ることをしたいと思って今回の研究を始めた。
民話は、「むかしむかし」だけではなく、現在進行している話もある。 「よかったね、ネッドくん」を林先生から教授いただいたので、それを私なりにやってみたいと思う。参加型の民話。皆さんにお願いしたいことは、話を聞いていて、主人公(名前を@@@くんとする)がよかったねー、という場面では、「よかったねー、@@@くん」と言ってください。どうしようかなー、困ったなーという場面では、「こまったねー、@@@くん」と言ってください。
* わかりやすくするために、参加者の一人の名前である、ゆみこちゃんを主人公とすることになった
* 紙で作った絵人形などを使って「よかったねー、ゆみこちゃん」を披露
@コメンテーター(林先生)
私も民話教室をやっているが、今見せてもらって、絵が上手、絵人形の動かし方も上手だった。私が教えたのを上手にやってくれ、見ていて感激した。何にもなしで語るのが一番面白い。聞く人が集中し、想像することができる。
|
| ●稲作体験活動(発表者;いとーちゃん) |
5月から11月まで4回シリーズで小学生を対象にした稲作体験の活動を実施する。
趣旨は、自分たちの一番身近な食べ物であり、また日本人の主食である「お米」をメインテーマに農業体験を行い、収穫物を自分で調理するという食育活動を行うことで、農作物を作る大変さと食べ物のありがたさを感じると共に一つの物事を最初から最後までやり抜くことでその達成感を味わうこと。また集団で活動を行うことで仲間との人間関係作りの基礎を養い、更に家族・地域の人との連携を得ながら取り組むことを通じて家族・地域の温かさを感じること。
第一回(5月12・13日)のテーマは「自分たちの手で苗を植えよう」で、泥遊び,田植えを行う。
第二回(6月2日・3日)のテーマは「稲のお世話をしよう」で、草抜き,稲の生長の観察を行う。
第三回(9月8日・9日)のテーマは「稲刈りをしよう」で、稲刈り,稲刈り後のお米の乾燥・脱穀などを行う。
第四回(11月10日・11日)のテーマは「地域の人をお招きして収穫祭をしよう」で、収穫祭の話し合い・準備、地域の人を招待しての収穫祭を行う。
特別活動として、9月15日の樺八幡神社の秋祭で収穫できたお米を奉納させていただくよう話を進めている。
2/4に田んぼ寄り合いを実施(梅田校長、森田さん、宝鏡さん、宮崎さん、前川さんに参加いただいた)、地域の方々が強力にバックアップ下さることになった。ぜひ皆さんのご協力をお願いしたい。
|
| ●プロジェクト2017(発表者;かくちゃん) |
昨年、2006年3月11日(土)・12日(日)に初めて修了式という式典を実施した。その時に、丁度11年後に3月11・12日が、土日になるので、11年後に再会しようと話をした。
子どもの頃、阪神大震災に遭い、被災しました。小学校の卒業式が体育館で実施できなかったので、10年後に会おうということになって、実際には8年半後に再会して感動した。
昨年取り組んだ修了式に関しでだが、初めてのことは本当難しいものです。先例が無いのでどうやって行えば良いのか?とか考えて、修了式で送られる立場でありながら、計画立案等の慌しさから、ちょうど1年前の修了式では修了という実感が沸いていなかった気がする。
今回は、じっくりとビデオ記録担当をしながら、この式典に送り出す立場として参加させていただいた。そこで感じたことは、10年後の2017年3月第2日曜日に再会する「プロジェクト2017」に対して、絶対に成功させようと気持ちを新たにした。
「プロジェクト2017」は、今まではっきりと見えていないまま「やりましょう」って言っていた。でも今回の修了式一連に参加し、絶対にプロジェクトを成功させよう、させなきゃならないと感じた。みんながおんなじ夢や目標に向かって一歩一歩進んでいるのではなく、それぞれにそれぞれの道に向かって進んでいる。今年で言うと10年後の今、それぞれに思い描いていた夢がどこまで実現しているかはわからないが、もしかしたら大きな人間になっている奴も出てくるのかもしれない。
夢を実現している奴も出てくるのかもしれない。社会に出てそれぞれが違った世界で生きているが、何気なくこのキャンプに参加して・・・という知ったきっかけや気持ちは一緒なのかもしれない。こんな仲間を大切にし、また10年後に一同に集まれるよう、欠けることなく集まれるように、この長期間プロジェクトを成功させたいと考えている。
10年とはあっという間にやってくるのだと思います。1年前の第一回修了式が昨日の事のようだ。この1年間があっという間だった。その1年前のビデオを昨日たかとやべっちと3人で見て振り返ったが、1年前のことを振り返ってみても十分感動した。10年経てばどうなっているのだろうか。今日思い描いた夢はどこまで実現sちえいるのだろうか。今からが楽しみだ。
|
|