森の子自然学校スタッフ日記

(10年1月〜)

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2010年1月3日(日) あけましておめでとうございます
2010年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、雪の中年明けを迎えた上味見。
学校のグラウンドは一面白銀の世界です。
(30-40 cmは積もったかな)

学校もご覧のとおり雪まみれ。
でも、学校の中は冬合宿中なので子ども達の声に包まれ、にぎやかです。

子ども達の元気でこの寒さも吹き飛びそうです。
1月18日(月) 雪が降ったその後は…

 この冬はよく雪がふります。12月17日からの初雪をさいしょに年末年始、そして1月12日〜15日と、もうすでに3回大雪になりました。
 校庭のグラウンドには1m2-30cmぐらいの雪が積もっています(外においてあったものほし台が雪ですっぽりなるほど…)

そして、16日の土曜日、と〜ってもいい天気に。学校からみるかみあじみ村もすてきな雪げしょうをしてとっ〜てもきれいです。

そうこうしているうちに、子どもたちの元気な声が聞こえてきました…。
(さっ、雪かき・雪下ろしがんばるぞ〜。)
3月23日(月) 春の使者到来!!!


 おとといから2010 ふくい春のちびっ子キャンプがスタートしました。元気いっぱいの子どもたちの声が春の上味見にこだましています。
 さて、今日は、春分の日。ここ最近は少し寒いですが、いよいよ上味見にも長い冬が終わり、春が訪れようとしています。
 先日、散歩しているとこんなものを発見!!!
春の使者の『ふきのとう』です。春告げ魚がさわらなら、春告げ山菜はふきのとうと言ったところです。
 これから冬眠していた生きものたちも、春を来るのを首をなが〜くして待っていた木々の芽たちもいよいよ活動開始です。

 ここ上味見にも春がやってきました。

4月24日(土) 春の背比べ。1番は誰だ?
 森の子キャンプ場をお散歩していると、地面からニョキニョキ元気に生えているつくしに出会いました。
空に向かって数え切れないほど生えるつくしたちは、まるで背比べをしているよう。
のんびり耳を傾けると、「僕が1番!」「私だって負けていないよ。」つくしたちのおしゃべりが聞こえてきそう・・・。

 そんなつくしたちは、森の子自然学校のスタッフたちの大好物でもあります。つくしを佃煮にしたり、スギナの天ぷらやお茶を作ったりと、春の食にはかかせないものたち。

 あたたかい陽をあびて、春の生き物たちは、ぐんぐん大きくなっていきます。
5月9日(日) 森の子田んぼのはじまり、はじまり・・・
 晴れて暖かい日曜日、「森の子田んぼ」に集まって、田植えを行いました。
 泥の感触に、「もちもちしている!」と喜ぶ子がいれば、「きもちわる〜い」としかめっつらを向ける子も。
 ひとたび田植えが始まれば、どの子も真剣なまなざしに変わって、苗を田んぼの中に植えていきます。
 
 田植えがすんだ田んぼに、水がはられると、苗もなんだか気持ちよさそうに、揺らいでいました。
 
 今年の田んぼでは、もち米を育てて、来年の2月におもちつきに挑戦します。

 「おいしく元気に育て!」
 みんなの願いが叶いますように。
 
5月31日(月) 畑の主役は、じゃがいもだ!
 森の子自然学校の畑で、今一番元気に育っているのが、じゃがいもたち。
 子どもたちが作ってくれた看板を背に、ゆっくりゆっくり大きくなっています。
 
 同じ日に、同じ場所に植えたじゃがいもたちも、育ち方は、意外にもバラバラ。我先にと大きく育つイモがあれば、最近ようやく土の下から葉っぱを出したイモもいます。

 どんなにスタートが遅くとも最後には立派に育っていくじゃがいもたちを見ていると、のんびり行こうと思えます。

 これから、じゃがいもたちは、白い花を咲かせて実をつけ、地下にイモを作ります。
 
 収穫まで残り1ヶ月、どんなおいもに出会えるでしょうか?
6月21日(月) 夏がひらいた☆
森の子キャンプ場の畑で、黄色いひまわりが花を咲かせました。

背丈が腰くらいまでの小さなひまわりだけれども、たった2つ咲いただけで、周りはいっきに夏模様。
夏の代表のお花だけあって、その存在感は抜群です。

このひまわり、1つの大きな花に見えるけれども、実は、たくさんの花が集まって、1つの花の形になっているそう。
たくさんの力が集まっているから、こんなにもひきつけられるのでしょうか?

さあ、いっきに夏が押し寄せてきます。
7月28日(水)川の中から、コンニチハ!
 夏キャンプのまっただなか、子どもたちが川にでかけて、魚釣りに挑戦しました。
 ミミズを餌にとれた魚は、『アブラハヤ』という名前の魚たち。
 
 体の表面が『ヌメヌメ』していることから、『アブラ』という名前がついたそう。

 地域の方から聞いた話だと、このアブラハヤ、なんでも食べる食いしん坊さんだとか。
 ただし、人間が食べてもあんまりおいしくはないそうです。

 バケツの中ですいすいと気持ちよさそうに泳ぐ姿は、あつ〜い夏にほんのり涼しさをくれました。
  
8月17日(火)森の中から、コンバンハ!
 森に囲まれた学校には、いろいろな生き物が遊びにやってきます。
 トンボにチョウチョ、カエルにトカゲ、バッタ・・・。

 ある夜にコックさんの部屋に忍び込んできたのは、『カブトムシ』のメスでした。
 森の中でしか出会えない生き物のイメージですが、カブトムシやクワガタは、思いのほか、夜の学校で発見されます。
 この日のカブトムシは、おいしいにおいに誘われてきたのか、それとも子どもたちの楽しそうな声に仲間に入りにきたのでしょうか?

 翌朝、森に帰ったのか、姿はどこにも見られませんでした。

 次のお散歩には、友達も連れて遊びにきてね。
 
10月11日(月)イガイガの中に隠れていたのは・・・!
今の時期、学校の校庭から森の子キャンプ場までの道は、栗のイガで埋め尽くされています。

動物たちが食べたのか、中身が空っぽなイガばかり。
それでも、ちくちくとした痛みに我慢しながら、丁寧に探してみると、中に茶色のふっくらとした栗が入っているイガを発見!

こたろう教室4組では、拾ってきたばかりの栗をダッヂオーブンに入れて、焼き栗づくりに挑戦しました。
そのまま火に入れると、さるカニ合戦のように飛び跳ねてしまうそうで、包丁で切れ目をいれてから、焼きました。

カリカリになってしまった栗もあったけれども、焼いた栗は、こうばしくて甘みがあって、最高のごちそうでした。
11月10日(水)  雪占い
 先日、外の様子を伺いに学校の周辺を歩いてみると…この間まで木にしっかりついていたカリンの実が、ついにポトリ…。冬の気配は、すぐそこまでやってきています。

 さて、上味見の冬と言えば??そうっ!雪!!何年か前のこの時期、学校の窓の四隅に大量のテントウムシがやってきていることがありました。それを見た地元の方が「今年は雪が多いぞ〜」と・・・。なんと見事的中!!

 モズのはやにえや、テントウムシの大量出現、他にもいろいろ雪を占う言われはありそうです。生き物から教えられることは、とっても重要な情報かもしれません。

 そういえば、今年は学校に来るテントウムシも少ないような…。さて、今年の冬の雪の量は・・・?
12月26日(日)  巨大すべり台出現!!
 いよいよ冬キャンプが始まりました!!昨日から学校の中は子ども達の元気な声が聞こえています。
校庭にはな、な、なんと!巨大なすべり台が出現(写真中央奥)
関西から参加したみんなは、寒さも吹き飛ばすほど元気いっぱい♪校庭でさっそく雪遊びをはじめました♪

うさぎ雪ダルマにカマクラ作り そり滑り 次から次にいっぱい遊びました。
この冬は全部の組で雪遊びができるといいなぁ・・・・

さて、今年もあと残すところ少しとなりましたね。
来年も良い年になりますように!
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