今年は、毎週と言っていいほど、子ども達を対象にした自然体験活動を中心に、そのほかリーダー向け講座・各種研修会を行っている。
春休み期間に福井市少年自然の家を拠点に、「春の自然体験教育合宿」を行った。行政の施設で、施設泊であり、初心者向けの活動だ。ゴールデンウィークから、場所を美山町上味見地区に移し、上味見生涯学習施設(旧上味見小学校)を拠点に、テント泊や森、川での活動に取り組んできた。5月16日までは「春の自然体験教育合宿」で、5/28-30、6/4-6は「里山森の子春合宿」に取り組んだ。
こうした活動を行うにあたって、上味見地区の地域の方々がとてもあたたかく受け入れてくださった。当センターの理事のお一人である梅田秀彦先生(美山町教育委員会委員長)は、この地域に住んでおられ、林業を営む一方で、室町・戦国時代の頃に活躍した豪族伊自良氏の研究を長年続けており、町立伊自良氏資料館の館長を務めておられる。合宿では、毎回同資料館を訪れ、うめちゃん(梅田先生のキャンプネーム)に、上味見地区や伊自良氏の歴史文化を楽しく教えていただいた。
上味見生涯学習施設の裏手にある山は、すぐ近くに家を構えておられる宝鏡さんの山で、合宿があるたびに、子ども達の顔を見に来られ、山に連れて行って案内して下さったり、木々や植物のことを話してくださった。
また、地域のおばあさんが、出来立ての厚揚げを持ってきてくださったり、子ども達に筍掘りもさせていただいた。
5月30日は、伊自良祭りが地域の人たちによって行われ、子ども達やスタッフも参加した。梅田先生、有塚町長らが紋付袴を着て登場し、地域を練り歩くなど、大賑わいだった。参加した子ども達も、地域の伝統や歴史に触れさせていただけ、とてもよい機会であった。
里山森の子春合宿では、足羽川でのカヌーに挑戦した。福井県カヌー協会のご協力・指導をいただいた。この場をお借りして、上松会長、直接指導いただいた前田先生に心から感謝申し上げます。
美山町上味見地区は、奥深い里山・農山村地域で、ごく普通の自然があり、人々の生活が営まれているところである。ものすごいアドベンチャー的な冒険が出来るフィールドではないが、地域の方々のあたたかさに包まれながら、自然や文化や歴史や生活の面白さ、楽しさに触れることができるフィールドである。とても魅力にあふれている。あらためて、私達の活動を受け入れていただいている上味見地区の皆様に感謝申し上げます。
|