春の自然体験活動を終えて
(2004/4/15)

 3月末から4月中旬にかけて春の自然体験教育合宿福井会場(1泊3組、89名参加)、同大阪会場(1泊4組、2泊1組、169名参加)、通年型自然体験森の子合宿(第1回目、22名参加)を実施、無事終了した。
 やや肌寒い天候ではあったが、福井や大阪・能勢の自然のなかで、子ども達は自然ハイキング、生き物観察、クラフト、川遊び、アーチェリー、野外調理、キャンプファイヤー、キャンドルサービス、天体観測、寝袋で寝たりロッジ泊、ふりかえりなど多彩な活動に取り組んだ。
 こうした活動を無事終了することが出来たのも、ひとえに、ご後援・ご協力いただきました関係諸団体・関係各位の賜物であり、また子ども達の活動をサポートいただいたボランティア・リーダーの皆様に心からの御礼を申し上げます。

 さて、活動の詳細についてここで触れることはできないのが残念だが、私が重視している時間帯・活動の一つである初日夕方から夜にかけての様子について触れよう。
 初日の午前中、活動が始まったばかりの頃は子ども達に緊張も見られたが、じょじょにほぐれ、新しく出会った仲間たちと元気に動き回りはじめていく。夕方の食事作りはキャンプ定番メニューの一つカレー。薪で火おこしに挑戦する子ども達は、まずは自分たちでやってみようと、薪を適当に並べ杉の葉や新聞紙に火をつけるがすぐ消える。こうしたらいいのではと投げかけると、あれこれ工夫しながら再挑戦。火がつきはじめると、大喜び。カレーの鍋をカマドにかけ、火の番をしながら、歌やクイズを楽しんでいる。時間がゆっくりと過ぎていく。
 子ども達においしい?と聞いていくと、どの班も大声で「美味しい」とかえってくる。お米がこげた班もあったが、ともかく自分たちで汗を流して作った食事は美味しい。食事作りは、仲間と協力すること・その大変さ・楽しさ、つくりだしたものを分かち合うことを体験のなかで教えてくれる。
 その後の後片付けが、また賑やかだ。みなで役割分担して、米のとぎ汁で食器を洗ったり、カマドを掃除したり、鍋をゴシゴシと洗う。終わった班から、おもいおもいに遊んだり、ゆったりと過ごす。
 全部の班の片づけが終わり、就寝時間までに時間があるときは、日程づくりの時に話し合って決まった活動(キャンプファイヤーや出し物大会、きもだめしなど)に取り組む。子ども達は大変楽しみにしているのだが、片づけに時間がかかり、時間のない時には残念ながらこれらの活動は出来なくなる。
 1日目の夕方から夜にかけてのこの時間帯・プログラムは、運営側にとってはとても大変なのだが、これらを経ていくなかで子ども達もスタッフやリーダーも落ち着いていく。全体的な雰囲気も、班のまとまりもよくなっていく。

 私は今回大阪春合宿の責任者として、5組全ての運営に入った。どの組も初日の夕方から夜にかけては、こうした感じであった。多くの子ども達に自然体験や共同生活の体験の機会を提供できたこと、そしてこうした企画に取り組んでよかったと実感しているが、それ以上に今回の活動に関わり子ども達の活動をサポートしてくれた大学生や社会人のスタッフ・ボランティアの皆さんに心から感謝をしている。彼らの存在なしには、本活動は成り立たなかったであろう。こうした方々の「子どもに関わっていきたい」という考えや気持ちに敬意を表したい。
 




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