2001年4月にNPO法人グリーンウッド自然体験教育センター福井事務所がスタートし、はや3年近くが経過した。一年目の2001年は、まず一緒に担ってくれるリーダーを育てようと「人づくり」の年とした。6月に美山町上味見地区伊自良館、農村活性化施設を会場に「リーダー養成講座」を行ったが、NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターの村上忠明理事長が駆けつけてくれ、2日間指導にあたってくれた。
その年の10月に、第1回北東アジア・子ども自然体験交流事業に取り組んだ際には、「リーダー養成講座」を受講したリーダー達が関わってくれ、福井市・美山町・武生市でのプログラムを運営できた。中国、韓国、ロシア、モンゴル、日本、朝鮮学校の子ども達が参加し、自然体験活動を行ったのだが、言葉があまり通じないのにもかかわらず、アジアの子ども達は自然体験や共同生活を通じて友情を深めた。自然体験活動の意義と可能性の大きさを強く実感した。
二年目の2002年は、「夏の自然体験教育キャンプ」と「冬の自然体験教育合宿」に取り組んだ。小浜市役所や同市谷田部地区の方々と協議を重ね、私たちの活動を受け入れて下さり、小浜市立梅千代館グラウンドで8月に夏キャンプを実施させていただいた。3泊4日2組のキャンプに、福井県内・大阪などの子ども達70名が参加し、川や海での自然体験に取り組んだ。引き続き12月に冬合宿を行い、3泊4日・4泊5日2組の合宿に20名の子ども達が参加し、里山の冬の自然体験や民家での共同生活を楽しんだ。
三年目となった2003年は、本格的な事業実施の一年となった。
・ 春キャンプ(会場;福井市少年自然の家、1泊・2泊計7組172人参加)
・ 夏キャンプ(会場;小浜市梅千代館、3泊・4泊計5組200人参加)
・ 2週間の長期体験活動(会場;県立三方青年の家、福井県教育委員会主催事業運営受託、会場40人参加)
・ 秋合宿(会場;美山町羽生住民センター、2泊2組70人参加)
・ 通年型森の子キャンプ(会場;美山町羽生住民センター・上味見生涯学習施設、1泊4回のべ120人参加)
・ 冬合宿(会場;小浜市谷田部、3泊・4泊・7泊5組42人参加)
とのべ約650人の子ども達に四季折々の様々な自然体験活動の場を提供することができた。こうしたなかで青少年の健全育成に向けたこうした活動への期待がますます高まってきていることを実感した。
私たちが手がけてきたこのささやかな活動が福井や地域に根をおろし発展していくことで青少年の健全育成により貢献していくために微力を尽くしていきたいと強く考えるに至った。NPOグリーンウッドの村上理事長とも協議してきた結果、福井に根付き、更には北陸・近畿圏での自然体験活動を更に充実させていく母体を作り、NPOグリーンウッドより発展的に独立したうえで連携していこうということになった。こうした経緯から「自然体験共学センター」を設立するはこびとなり、2004年2月から活動を開始した。これまでNPOグリーンウッド福井として行ってきた自然体験活動、及び事務局体制を共学センターに移行していく。その上で、共学センターとしてはNPOグリーンウッドと連携しながら諸活動を行っていきたいと考えている。
この3年の期間のなかでNPOグリーンウッド福井の活動に関わり、サポートいただいた皆様にはあらためて感謝申し上げる。そして、自然体験共学センターが今後進めていく活動に引き続きご協力いただくよう心からお願いをする次第である。
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