9つの安全管理対策 |
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@ セーフティトークの徹底 |
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活動の前には必ず危険予測を行います。「あれはダメ」「これはダメ」というのではなく、『何が危険か?』ということを子どもたちから引き出し、そしてそれをフィードバックしています。 |
A フィールドの把握 |
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山、川、利用施設。どの活動場所もすべてスタッフが事前、そして実施前にもフィールドチェックを行い、危険箇所の確認、子どもの目線での確認を行い、より深く現場を把握しています。 |
B WSO(世界安全機構)公認、MFA国際救命救急救護法の取得 |
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スタッフ全員がWSO(世界安全機構)公認の国際修了カードを取得(平成20年4月現在) 、また幅広い年代層の参加者に対応できるよう、成人用コース(被救命者8才以上)はもとより、小児コース(被救命者8歳未満の乳幼児・小児)のいずれも技術を身につけてきております。 |
C ボランティアの研修会における安全講習の実施 |
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年間を通じてキャンプ・活動は、スタッフと、福井県内、関西圏の社会人・大学生を中心とした約200名のボランティアさんの力で運営されています。スタッフの安全意識の向上はもちろんですが、ボランティアさんに対しても、安全意識を高めていただけるよう、研修会や指導者養成講座で安全講習の場を随時設けております。 |
D AED(自動体外式除細動器)の常設 |
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命の尊さを真摯に受け止め、2004年一般解禁となったAED(自動体外式除細動器)を、2006年度より導入、活動拠点に常設しております。同時にスタッフ、ボランティアさんを対象としたAED講習も行っています。 |
E 食の安全 |
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キャンプ・活動では生活の基本としての『食』を通じた学びを大切にしております。使用する食材の多くは体験農場で栽培した野菜や地元のお豆腐屋さん、地元の農協で仕入れた新鮮な食材、パンは保存料無添加・天然酵母のものを使っています。 |
F 休息・睡眠時間の確保 |
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自然の中での活動は子どもたちの体力を奪っていきます。疲労を少しでも回復させるために、キャンプ・活動期間中は長老・運営責任者の判断で、子どもたちの様子を見ながら簡単なお昼休みから、半日など休息時間をもつこともあります。また、睡眠時間も9時間確保するよう就寝時間を21時としております。 |
G 専門家との連携 |
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川の活動ではカヌー協会やライフセーバー、専門家の方々に指導と協力をいただいてきております。また、食事面では、食事メニューに関して栄養士等の指導・助言を受けてまいりました。地域の山や森や川などの自然の状況、天候等の変化に関しては、地域の方々から日常的にアドバイスを受けております。看護面では、例年通り夏キャンプに子どもたちのカウンセリング・ケガの処置を地元病院の看護士などに依頼して各組に1日程度の頻度で来ていただく調整を進めております。様々な分野での専門家の指導・協力・連携を得ながら、キャンプ・活動の充実とともに安全の質の向上を目指しております。 |
H 毎夜のスタッフミーティング |
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子どもたち就寝後、毎夜スタッフ・ボランティア全員でミーティングを行い、子どもたちの心身の安全を確認します。またミーティングの場で共通理解を深め、ケアが必要な子どもたちのプランを作成し対応していきます。 |