【活動レポート】4月10日 もしときサバイバル教室 ナイフ編
みなさんこんにちは!
気がつけば4月も中旬に入り、学校の桜の花も大分散って葉っぱの緑が目立つようになってきました。
今日は新年度初めの活動の10日のもしときサバイバル教室ナイフ編を振り返っていきます。
今回は7名がチャレンジしに来てくれました!
新年度早々子どもだけでなく学生や社会人も、もしもに備えようと参加してくれ、伝えていく側としてはとても嬉しい限りです!
午前中は簡単に自己紹介をしたり、活動の目的を話して共有した後は、天気も良かったので外に出て青空の下で自分たちの知っている刃物の種類や使い道、どんな危険性があるかなどを共有し合いました。
ナイフと聞くとサバイバルナイフなどの本格的なものを使うのかと想像しがちですが、災害が起きたとき身近にそのようなナイフがある方は少ないだろうということで、この教室ではほとんどの人が家や筆箱に入っているであろう、カッターナイフを使って講習をしています。
今回の参加者には、カッターはあるけど紙や段ボールの封を開ける以外に使ったことが無いという人もいたので、刃物を使うときの軍手のつけ方や、持ち方、削り方などを教えてもらい、初めに割り箸を削って先を鉛筆のように尖らせる練習から始めました。
初めは慣れない手つきで削る子ども達でしたが、素材が柔らかいこともあり、全員すぐに削って尖らすことができました。
続いて鉛筆削りに挑戦!
割り箸よりも少し堅い木で、少しずつしか切れなかったり、力を入れて削っていましたが、段々とコツを掴んで綺麗に尖った字の書ける鉛筆にできました!
普通に削るだけでなく表面を全部削ったり、子ども達は木の部分を全て削って芯だけ折らずに綺麗に取り出すチャレンジを自分たちで考え出し競い合って楽しんでいました。
最後に木の枝で箸を作る挑戦!
箸や鉛筆と違い削っていく途中で節があったり、長さを調整しないといけなかったり、まっすぐでないことなど、いろいろな課題があり、とても苦労しながら、なんとか作っていました。
頃合いよくお昼の時間になったのでお昼休憩。外でブルーシートを敷いてまだ残っている桜の花見を楽しみながらご飯を食べました。
お昼休憩の後は引き続き枝でお箸作りの練習をしたり、ナタなどの薪割りができる道具の使い方を紹介して薪や竹を割る練習をし、割ったものの一部を使っての箸作りの練習をしました。
ナタなどで割ってもまだ太かったり長い棒や竹をお箸のサイズにするまでだけでなく、仕上げの持ったときの肌触りやでこぼこ感まで綺麗にすることにとても苦労しながらも、ワッペンチャレンジに向けて一生懸命練習していて、とても頑張りが伝わってきました!
しばらく練習の時間を取ったらいよいよワッペンチャレンジのテスト!
先に筆記の試験から!
一日のナイフの講習でわっふるの話していたことを思いだしながら一生懸命問題を解いていました。
筆記が終わり、続いて実技!みんな練習のときに1本作ることにそうとう苦労していたようで、とても不安げな様子でした。
今回の実技テストは、枝、薪を割った棒、竹の3種類から自分の好きな素材を選んで箸を作るということで、スタート早々、それぞれ素材を選び全集中で削っていました。
最後に今回の活動に参加してどう思ったのかをみんなで共有しあって終了しました。
活動に参加してそれぞれ何かしらのものを持ち帰ってくれたと思います。
みんなとても頑張っていましたが、この一日頑張っただけで終了ではありません。
これから先、もしものことがあったときに備え、何度も練習してみんなで生き残る力を育てていきましょう!
スタッフ ラピス